10年たっても腐らない!しかもメンテナンスフリーのウッドデッキを作るなら、断然アイアンウッドがおすすめ!

DIY

こんにちは、りんさんです。今回はウッドデッキについて紹介していきます。

まずは、実際に13年経過した我が家のウッドデッキを見て下さい。防腐剤の塗布も、メンテナンスも全くすることなく、今も普通に使用することができています。

ノーメンテナンス しかも土足で上がっていますが問題なし

みなさん、家を新築するときはいろいろと夢が膨らんで、あれもこれも実現したいとなるのではないでしょうか。

そのなかでも、ウッドデッキを作ってバーベキューをしたり、そこで休日をくつろいだりしたいということは結構実現されている方も多いでしょう。

ところが、ウッドデッキを利用するのは最初のころだけで、あとはそのまま放置されているのが大半のような気がします。

しかも10年もたたないうちに腐ってしまい、また高いお金を払って作り直してもらうことになってしまっていませんか?

実際にうちの近所でもそのような家が多いようです。

それなら、できるだけメンテナンスをする必要がなく、腐らないウッドデッキがあればそれを選びたくなりますよね。我が家はそれを選びました。

一般的に皆さんがウッドデッキに使用する木材はホワイトウッドやスギなどホームセンターでよく見かけるものが多いと思います。

それに防腐剤を塗って耐腐食性を持たせるのですが、毎年防腐剤を塗るのが大変で放置するとすぐに腐り始め、はやければ5~6年でダメになってしまうこともあります。

わたしはそのメンテナンスに時間と手間をかけるのが嫌だったので、なにかほかにないか検討する中で、工務店さんからのおすすめとしてハードウッドというものがあることを知りました。

ハードウッドとはその名の通り、通常の木材よりも硬い木材のことで、調べてみるとディズニーシーなどのテーマパークでも使用されているほど、耐久性に優れていることがわかりました。

もうこれだと決めて金額を見積もっていくと、通常の木材に比べかなり高くなることがわかりました。

わたしが選んだ木材はウリン、別名アイアンウッドとも呼ばれ硬さはもちろんのこと水に沈むほどの比重があるものです。

これをそのまま工務店で施工してもらうと予算オーバーになってしまうため、自分で施工することに決めました。

といっても、すべて自分でやるのは大変なので、図面の作成と必要な木材の寸法と数量出しだけはやってもらうことにして、材料の手配と施工は自分でおこなうことにしました。

これだけしてもらえれば、あとは図面に従ってカット、組み立てるだけなのでたぶんできるだろうと思っていました。

材料はウッドデッキネットさんで購入しています。とくにビスについてはホームセンターなどにハードウッド用のものが売っていないことが多いのでこちらでの購入がおすすめです。

塀もウリンで制作 支柱だけ立ててもらいました

いよいよ材料が届き、試しにビスを打ちこんでみてあまりの硬さにびっくりしました。まず下穴をあけないと全くビスが入っていかない。しかも中途半端な下穴の深さだとそこで止まってしまい、無理に回すとネジが折れてしまうほどでした。

しばらく悪戦苦闘しながら徐々にコツをつかみ、なんとか組み立てを行えるようになりました。あとは図面を見ながら木材をカットして組み立てていくだけです。

ここで組み立てに必要な道具と用途を説明します。

組立てに必要な道具

丸のこ 木材のカットに使用します。のこぎりでも切れないことはありませんが、かなり時間がかかるので丸のこを用意したほうが楽です。私は実家にあった古い丸のこを使用していましたが、精度が低かったので、ある程度しっかりしたものを使用したほうがきれいにカットできると思います。

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インパクトドライバー これがないとビスが打ち込めませんので必ず用意してください。私が使っているものはノンブランドの1万円もしないコード付きのものですが全く問題ありません。バッテリー式のものは途中で充電がなくなるので、替えのバッテリーがないと途中で作業が止まってしまいますので気を付けてください。

マキタとかブランドにこだわりがなければ、アイリスオーヤマから出ているバッテリー式が安くてよさそうです。

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L型クランプ 木材と木材をビスで止める際にL型クランプでしっかりと挟んで固定しないと木材が浮いてしまいます。また土台の仮組でも固定するのに必要なので、25cm幅程度のものが2個あると便利です。

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水平器 デッキの土台を組み立てていく際に、微妙に誤差が出たりしてくるので、できるだけ平らになるように水平器を使用して高さの調整を行います。これを使わないとかなり完成度に影響すると思いますので百均のでもいいので準備しましょう。

新潟精機 アルミ水平器 マグネット付 380mm ALM-380【水平器 測量 測定 水平出し】

下穴錐(きり) ビスを打ち込む前に木材に下穴をあけるために必要です。ビスの頭が木材から出ないように皿取り付きのものを使用してください。下にリンク貼っておきますので確認してみてください。

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皿取りがスリムなので使いやすいと思います

電動ドライバー これはなくても組み立てできますが、インパクトドライバーだけだと下穴をあけてビットを交換してビスを打ち込むことになり、付け替えがいちいち面倒なので電動ドライバーがあれば作業がはかどります。これも私はコード式の安いものを使用しています。穴をあけられればなんでもいいです。

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最低これだけのものがあれば組み立てを行うことができます。頻繁に使うことがないのであればわざわざ高額な道具を買う必要はないです。ホームセンターなどで低額で貸し出しもしているのでそれでもいいかと思います。

左から下穴錐 水平器 L型クランプ 下穴錐は皿取り用の刃を付けて(右側)使用

ウッドデッキの組み立て

実際にウリンでウッドデッキを施工してみて、その硬さから戸惑いはしたものの、コツをつかめば普通の木材で作っていくことと違いはないので、日曜大工程度の技術を持った方ならたぶん大丈夫だと思います。

一番大変なのは、図面を引くことと必要な木材を割り出すことなので、そこだけ工務店さんにお願いして作成してもらうのがおすすめです。あと基礎も打ってもらっておいたほうが楽です。うちは建物の基礎といっしょにウッドデッキの基礎をコンクリートで打ってもらっていました。

かかった時間は、だいたい正味6日間くらいでした。土台さえ作ってしまえばあとは床板を貼る工程を繰り返していくだけなのでそれほど時間はかかりません。

費用面では工賃がかからないのでその分が大きく、トータルで15万円程度は安く抑えることができました。これ以外に塀と薪棚のほうも自分で施工しているので、それも合わせると工務店に施工してもらうより30万円以上安くすることができました。

薪棚もウリンです

木材をウリンにした分のコストは、自分で材料を発注、施工することで低く抑えることができ、ウッドデッキ自体も長持ちしているので結果的にはかなりコスパの良い選択だったと実感しています。

自分で施工しないにしても、メンテナンスに気を使ったり、腐って使用できないウッドデッキを放置したり、何度も作り直すことに比べたらハードウッドで作るウッドデッキはかなり魅力的ではないでしょうか?

みなさんもぜひ一度検討してみてください!

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